基本機能が充実した有線でも使えるBluetoothヘッドホン「A1」レビュー
廉価でそれでいて、品質的にもナイスなイヤホンを多数販売しているSoundPeat社より、Bluetoothヘッドホン「A1」をご提供いただいたので、レビューいたします。
万能で音に癖もなく、非常に使いやすい一品に仕上がってますよ。
スポンサーリンク
「A1」の製品仕様紹介
Amazonの製品ページより、基本仕様の紹介。
スペック
再生周波数:20~20,000Hz
対応:Bluetooth Profile,A2DP, AVRCP, HSP, HFP
通信可能距離:10m (遮蔽物無し時)
バッテリー:Li-ion 3.7V 450mA (交換可能な BP-6X バッテリーパック内蔵)
動作時間:15 時間
重量:210g–Amazon.co.jp: SoundPEATS(サウンドピーツ) bluetooth ヘッドホン高音質 有線可能 Built-in Mic より引用
基本仕様で目を引くところは、動作時間が15時間と長めで、かつリチウムバッテリーが交換可能なところ。バッテリー搭載の機器は、繰り返し使うとどうしても電池がヘタってくるけれど、これは、BP-6Xを別途交換すれば、対応可能というスマホのような仕組みを持ってます。こんなん、初めて。
SoundPEATS(サウンドピーツ) A1 bluetooth オンイヤー型 ヘッドホン 有線可能
「Soundpeats A1」の場合はそれぞれが独立したボタンとして用意されています。
オーバーイヤー型A1左のイヤパッドには再生・停止ボタンと曲飛ばし・曲戻しボタンが用意されています。
右のイヤパッドには電源ボタンと音量ボタン、充電用端子と有線端子が用意されています。
ボタンの左側にはマイクが用意されています。–Amazon.co.jp: SoundPEATS(サウンドピーツ) bluetooth ヘッドホン高音質 有線可能 Built-in Mic より引用
機能豊富。Bluetooth接続だけではなく、有線接続も可能。本体のみで、音量変更だけではなく、曲の再生停止、早送り、およびマイクも装備しているので、スマホと連携しての通話までできちゃいます。
こんな感じで、有線接続も可能なのは良い。オーディオ機器とかテレビは、まだまだBluetooth接続できないものもあると思うので、そういう機器にでも使えるのが、無駄がない。別途、有線ヘッドホンを用意する必要が無いのは、汎用的に使える面で大きなメリットかと思います。
後ほど、外観紹介でも触れるけれど、ボタン類充実してます。ぶっちゃけ、ヘッドホン利用中は眼に見えない部分のスイッチなので、操作になれが必要だけれど、このなんでもできる感は、通常のヘッドホンとは全然違うところですね。
外観の紹介
外観を紹介していきます。
オーバーイヤー型ヘッドホンのため、箱の大きさは結構有ります。久しぶりにヘッドホン買ったけれど、やっぱり箱でかいよな。赤基調のパッケージがなかなかオシャレ。
同梱品。収納用のポーチと、オーディオケーブルとUSBは充電用のUSBケーブル。以下の写真で見て分かる通り、ハウジングが90度回転するので、持ち運びの際は無駄にかさばらず便利。
ハウジング部分。ヘッドホンの装着感に直結する部分なんだけれど、なかなか高級感が有り、しっかりした素材で作られてます。
ヘッドホン右側には、電源ボタンと音量ボタンが配置されてます。ボタン自体がそれほど大きくないため、操作には一定の慣れが必要です。
右側の電源ボタン下部には、USB充電用端子と、有線オーディオケーブル接続端子が、ラバーで覆われてます。これ、デフォルト状態で若干ういているのは、ちょっと作りが甘いなぁと。まぁこれぐらい浮いている方が使いやすいかもだけれど。
ゴムをめくったところ。こちらは、有線オーディオケーブル端子側。
正直、有線ケーブルがヘッドホンの右側にあるのって、あまり一般的じゃないと思います。普通は左だよな。自分右利きなので、有線で聞いているとちょっと違和感を覚えました。生活防水付いているけれど、別に気にせず、オーディオケーブル部分はラバーで覆う必要なかったのでは・・・と思ったりもします。
最近のBluetoothヘッドホンは、マイクロUSBで充電できます。専用端子が不要なので便利っすなぁ。
充電中は、左側のLEDランプが光ります。満充電で青色になったり、ペアリング操作時には、青と赤で点滅したり。内部から透過的に光るこの感じ、結構好きだぜ。
左側部分には、再生・停止ボタンと、早送り・巻き戻しボタン。ここも右側と同様、最初は操作に若干戸惑います。まぁ慣れればどうってこと無いけれど。
ちなみに、スマホとのBluetoothペアリングは、いつもの電源ボタン長押しです。最近のBluetoothオーディオ機器は、ほとんどがこのパターンなので慣れている人にとっては戸惑うことも無いと思います。
ただ、説明書が英語だけなので、初めて、このての製品を設定する人には、若干敷居が高く感じるかもしれません。
実際に使ってみた感想
実際に3日ほど、主に家で作業しながら使ってみた感想を書いてみます。自分が持っているオーバーイヤー型ヘッドホンは、DENON 密閉型オーバーヘッドヘッドホン ブラック AH-D1100。比較対象として、あれこれ聴き比べしてみました。
ちなみに、2016年1月時点で、AH-D1100は、7,670円。A1は4,999円。
装着感は良好
オーバーイヤー型ヘッドホンとして、装着感は平均的。重量は210gなので、頭の上に乗っていてヘビーに感じることはない。DENONのAH-D1100は、耳が全てすっぽりハウジング部分に収まって圧迫感が無いところが好きで、このA1はそこまでの大きさはない。けれど、ハウジングのスポンジ部分が、いい具合に両耳挟んでくれるので、安定感もありつつ、窮屈さを感じない仕上がりになってます。
これなら、慣れれば2〜3時間つけてても、問題ない感じ。
非常にフラットに鳴らしてくれる音質
Bluetoothヘッドホンなので、有線ではなく、無線での評価となります。
A1を装着して、一聴して感じたのは「下から上まで、ものっそいフラットだな」ということ。低音から高音まで、癖が非常に少なく感じました。低音がモッサリするわけでもなく、かといって高音がうもれてしまうこともなく。
各楽器の解像度はそれなりに高く、バスドラとベースの区別や、ボーカルの艶かしさ、高音の輝きなど、しっかり表現されてます。
素直な音なので、あとは好みの味付けにするために、イコライザーをかましてみても(・∀・)イイ!!かも。
Bluetoothトランスミッターと合わせて、音楽ライフが捗る捗る
今まで、Bluetoothイヤホンは何個か持っていたけれど、オーバーイヤー型のBluetoothヘッドホン体験は初めて。
オーバーイヤー型を外でつける習慣は自分にないので、必然的に家の中での利用になるんですよね。で、そもそも家の中でワイヤレスってどうなん?と思ってたけれど、実際つかってみると、装着感も良いので、気軽に使える感じが良い。
WiiUとかの据え置きゲームやるとき、夜はテレビから有線ヘッドホンをつなげていたけれど、どうしても有線だと煩わしい場面が多いので、重宝しそう。最近の据え置きゲームのコントローラって、ワイヤレスが当たり前だし、ゲームやるのにBluetoothヘッドセットって、相性がいいんですよね。
なので、Bluetoothトランスミッターも合わせて買ってしまいました。ほいさ。
今までワイヤレスで聴くのを諦めていたオーディオ機器を、聴く機会を与えてくれたこの製品、感謝しております。
基本性能はしっかりしてて、廉価(2016年1月15日時点で、4,999円)なBluetoothヘッドホン。いろんなシチュエーションで使えるので、これを機会に一つ揃えておくのも良いんじゃないでしょうか。
それでは、今日はこのへんで。ハマコー(@hamako9999)でした。
PC-記事下-サブ(Amazon)
earphoneの記事一覧 gadgetの記事一覧
ブログ主について
関連記事
-
-
あのMarshallのBluetoothヘッドフォン「MID BLUETOOTH」を試してみた
Bluetoothスピーカーに引き続き、あのMarshallより、Bluetoothヘッドフォン
-
-
あのMarshalのBluetoothスピーカー「ACTON(アクトン)」を試してみた
Marshallという名前を聞くだけで、あのバンド活動に明け暮れた青臭い日常を思い出します。ハマ
-
-
dodocoolのコンパクトで使いやすく有線LANポートも備えたUSB Type-Cハブレビュー
新MacBookProが、USB Type-Cのみを採用したり、スマホでも最近の機種はほぼ全て、
-
-
まさに王道を行くミドルレンジど真ん中のZenfone3レビュー
先日参加した、ASUSのイベント(【イベントレポート】ASUS年末年始大感謝祭)でご提供いただいた
-
-
麗しい姿をしたZenfone3の外観チェック
先日参加した、【イベントレポート】ASUS年末年始大感謝祭 において、Zenfone3をご提供いた
-
-
$30で17リットル容量、15インチノートPCも収納可能な抜群に使いやすいXiaomiのリュックレビュー
Xiaomiといえば、言わずと知れた中国でブイブイ言わせているスマホメーカー。最近ちょっと勢い落ち
-
-
6000円以下で引き締まった低音が堪能できるBlitzWolfのBluetoothスピーカー「BW-F4」レビュー
banggood.com様より、BluetoothスピーカーのBW-F4をご提供いただいたので、
-
-
「デジタル一眼レフとレンズ沼にはめられて」CANON 8000Dとレンズ6本とおまけ6個を一挙紹介
上の娘も、もう小学生だね。運動会とか校庭広いよねぇ。写真ちゃんと撮れるかなぁ[/speech_bu
-
-
Huaweiの勢いを象徴するフラッグシップスマホ「P9」タッチアンドトライレビュー
先日の11月25日(金)、ファーウェイ・ジャパンのブロガーイベントにお呼ばれして、Huaweiのフ
-
-
2in1タブレットPCとして存在感抜群の「Matebook」タッチアンドトライレビュー
先日の11月25日(金)に参加した、ファーウェイ・ジャパンのブロガーイベントにて、絶賛発売中の2