3000円以下でフィット感最強のランニング用bluetoothイヤホン。Anker「SoundBuds Sport NB10」レビュー
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Anker社よりご提供いただきレビューしております。
ランニング用のbluetoothイヤホン、今まで結構な数試してきてみたけれど、ハマコー目線では、その中でもトップを争う品質と価格に仕上がってます。
さすが、Anker。こういった製品でもしっかりツボをおさえてきますね。その製品品質の高さには恐れ入ります。ドスコイ。
( ´Д`)=3 ハァドスコイ
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「SoundBuds Sports NB10」の製品仕様紹介
Amazonの公式ページはこちら。
こちらのページから、特徴的な製品仕様を引用します。
IPX5相当の防水構造
ランニング用イヤホンとして、しっかりIPX5の防水に対応してます。たまに、ランニング用イヤホンでも「防滴仕様」とか曖昧に書かれているだけで、IPXに対応していないなんちゃって防水製品もあったりするけれど、きちんと公式規格で防水構造になっているのは、スポーツ仕様として安心できます。
ちなみにIPX5は、「防噴流形」ということで、あらゆる方向からの噴流水に耐えうる定義となっております。水没は駄目。
Bluetooth4.1対応
ランニングイヤホンとして、Bluetoothに対応必須ですからね。きっちり、Bluetooth4.1に対応し、スマホとのケーブル接続に悩むこともないです。iPhoneでも、Androidでも、最近の機種ではほとんど利用できるでしょう。
装着性向上のためのイヤーフックとフィットクリップ
スポーツ用途として重要なのが、その装着性。オーバーイヤー型のイヤホンだと、イヤーフックがついているのは普通ですが、さらに、フィットクリップを取り入れることにより、より一段上の装着性を実現しています。ココらへんの素晴らしさは、後ほどご紹介します。
18ヶ月の製品保証
スポーツ用途を中心としたガジェットにトラブルはつきもの。18ヶ月の製品保証は、心強い限り。
「SoundBuds Sports NB10」の外観紹介
外箱。ANKER社らしい、質実剛健な仕上がり。ここらへんのブランドイメージの構築、ほんと一貫性があってよござんすな。
同梱品一式。本体、Micro USB 充電ケーブル、イヤーチップ(S/M/L)、フィットクリップ、説明書。イヤーチップはかなり独特の形状してます。
ハウジング部分。筐体はプラスチック製で、高級感はありません。まぁ、ランニング用イヤホンに高級感なんか不要だけど。そのためか、持ってみると非常に軽量です。
コントロール部のアップ。右耳側に全てのインターフェースは集約されています。音量のダウンアップ。音楽の再生・停止。通話応答と切断に対応。
右耳側には、さらにマイクロUSB充電部分と、マイクを装備。自分は全く使わないけれど、通話用マイクがついているのは、汎用性が高いですね。
イヤーチップは独特の形状してます。恐らくは、別途市販されている汎用イヤーチップは使えないじゃないですかね。サイズは3種類用意されているので、なにかしら自分の耳孔の大きさに合うものは見つかると思います。ちなみにハマコーは一貫してSサイズ。ここを妥協すると、一気に装着性が落ちるので、頑張りましょう。
今回、ハマコーが一番気に入っているのがこの、フィットクリップ。後頭部にこのフィットクリップをつけて、自分の頭の大きさに合わせて調節することにより、非常に微妙で繊細なフィット感の調節ができます。
イヤーフック部分。ここは、根元部分から非常に柔軟性があり、つけたり外したりする時の煩わしさを軽減してくれたり、いろんな人の耳にフィットさせる可用性をもたらせてくれます。
通常時のイヤーフック。
一番広げたところ。
ランニングで15キロほど走ってみた使用感
スポーツ用イヤホンの製品だけれど、自分はこの手のイヤホンは、もっぱらランニングで使います。2日に分けて、5キロ、10キロ、結構汗だくで走ってみた使用感をお伝えします。
最高級の装着性
ランニング用途で利用するイヤホンとして、ハマコーが最重視しているのが、この装着性。これが悪いと、ほんと走っているときにものすごいストレス溜まるので。
その装着性ですが、抜群と言って良いでしょう。今までハマコーが5種類ほど試してきたスポーツ用イヤホンの中でもトップです。
その大きな理由が、上の外観写真でも紹介した、このフィットクリップ。
オーバーイヤー型のスポーツ用イヤホンの場合、イヤーフックに柔軟性をもたせた商品は多数あります。自分が超愛用している「ランニングには現状最適のBluetoothイヤホンQ11レビュー」も、似たようなコンセプトをもつイヤホン。
ただ、この後頭部にアジャストさせるフィットクリップがあるとですね、耳自体のフィット感ではなく、頭部全体、イヤホンと頭全部分のフィット感をさらに向上させてくれるんですよ。
フィットクリップ自体もゴム製でできているので、どの程度しめつけるのか緩めるのか、頭皮に近づけるのか離すのかという、繊細な調整をこのフィットクリップでできてしまうわけです。
イヤーフック部分単体のフィット性は、自分の耳では、前で紹介したSoundPeatsのQ11のほうが上だと思うんですが、このフィットクリップがあることにより、全体的な装着感は、このNB10が上回っていると感じます。
無段階調整できるので、いろんな頭の形の人にフィットするだろうというところで、無条件でおすすめできるポイントですね。
音質は特に特徴なく聞きやすく、遮音性は特に無し
これは及第点です。特に悪くもなく良くもなく。
この音質は、あくまでランニング中に利用した場合の音質評価です。はっきり言って、ランニングで利用するイヤホンに遮音性は不要です。危ない。なので、おのずから低音のしっかりとした響きなんかは期待できません。カナル型イヤホンでもあるまいし。
そういった条件で聞く場合、非常に聞き疲れが無い素直な音質と言えます。聴くジャンルにもよるけれど、LSDで3時間ぐらい使ってても、苦にならないんじゃないでしょうかね。
遮音性もある音質に拘った廉価なイヤホンがほしければ、Xiaomi Piston4や、VJJB-B1なんかをオススメします。
操作性はなかなか良い
右耳部分のコントロール部分では、音量アップダウン、曲の再生・停止、早送りができるんですが、ここのボタンの操作性、なかなか良い。
スポーツ用イヤホンとしての軽量性を求めながら、なおかつBluetoothということでハウジング部分の作りは、各社かなり苦労していると思うんですが、このNB10は、小さなボタンの操作性、なかなか良いものがあります。
各ボタンの突起がしっかりと識別できるので、少し慣れてしまえば、走りながらでも、どれがどのボタンか間違わずに操作できます。ここがしょぼい製品は、手探りでボタンが識別できないのが多いんすよ。これ重要。なので、嬉しい。すごく。
ランニング中、周囲の状況や自分のコンディションによって、音量を変えたくなることって、案外頻繁にあるんだけれど、そこをストレス無く実行できるのは、よく出来ているなぁと感じますね。
さすがのAnker品質。ランニングイヤホンとしてはベストバイの一つ
最後に、良いところ、悪いところまとめます。
良い点
・あらゆる人にフィットするであろう、考えつくされた装着性の高さ
・IPX5に対応した防水構造
・トラブルが多いスポーツ用ガジェットに心強い18ヶ月保証
・3000円以下(2016年10月5日時点で、2999円)で気軽に購入できる価格
悪い点
・イヤーフック部分、若干窮屈に感じる人がいるかも(耳が大きい人にとっては)
全体的なハマコーの印象は「やっぱりANKER。100人乗っても大丈夫」って感じですね。それだけ、このメーカーはあらゆるジャンルで、品質妥協しないんですよ。圧倒的なハズレが無い素晴らしいメーカーだと思います。
自分はランニングで利用しますが、それ以外のスポーツ用途でも広く使える品質と価格だと思うので、丁度iPhoneも7から防水になったことですし、気軽にスポーツにイヤホンを使ってみてはいかがでしょうか。
2016年10月5日時点で、Amazonで2999円で購入可能です。
それでは、今日はこのへんで。ハマコー(@hamako9999)でした。
PC-記事下-サブ(Amazon)
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