世界最小最軽量でQC3.0に対応の最先端モバイルバッテリー「Anker PowerCore Speed 10000」レビュー
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普段からモバイルバッテリーには目がないハマコーだけど、そのジャンルでは最先端を行くAnker社から、世界最小最軽量で、さらにQuickCharge3.0に対応した最新製品が発売されたので、いそいそと購入しました。
Ankerらしい。どこまでも、Anker。これぞAnkerなモバイルバッテリーの爆誕です。
爆誕 (∩´∀`)∩
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「Anker PowerCore Speed 10000」の製品仕様紹介
Amazonの公式ページより、製品仕様を紹介します。
Anker PowerCore Speed 10000 QC (Quick Charge 3.0 & Power IQ対応 世界最小 10000mAh
QC搭載バッテリーとしては世界最小サイズ
2016年9月末時点で、QC(QuickCharge)に対応した10000mAhバッテリーとしては、世界最小サイズを実現。ポケットに気軽に入るサイズ(204g)でありながら、iPhone7を3回、Galaxy S6を2回以上充電出来ます。
圧倒的な充電速度
モバイルバッテリーでありながら、Qualcommの最新、充電技術、QuickCharge3.0に対応。例えば、対応機種のXiaomi Mi5であれば、60分の充電ですっからかんの状態から、ほぼフル充電可能なスピードです。
詳細な技術仕様は、公式ページのこちらを参照。
Introducing Quick Charge 3.0: next-generation fast charging technology | Qualcomm
現在、QC3.0に対応しているスマホはまだまだ少ないんですが、QCは後方互換もあり、QC2.0対応のスマホは非常に多く有るので、今後の展開も含めて幅広く活用できそうな規格です。
また、QuickChargeに非対応のスマホでも、Anker独自技術のPowerIQとVoltageBoostを搭載することにより、USB機器ならなんでもかんでも、効率よくフルスピードで充電可能とのことです。
安心の18ヶ月保証
なにかとトラブルがつきもののモバイルバッテリー。Ankerはこのジャンルでも品質最上級だけれど、18ヶ月保証もついているので、長く使えます。
外観紹介
梱包箱。いつものデザイン。たまには、違うのでも良いんだけどね。
同梱品はマイクロUSBケーブルと、ポーチ。本体が非常に固いため、他のものを傷つけないポーチが、便利なんですよね。
表面は樹脂製でありながら、高級感あふれるマットな仕上がりになってます。金属製ではないので、指紋は目立ちません。QuickCharge 3.0のロゴが眩しい。
端子部分。シンプルにバッテリー充電用のマイクロUSBと、スマホ給電用のUSB端子。最近のモバイルバッテリーなどによくある、ランプの類とか、そんな余計なものは一切ありません。
充電容量のインジゲーターは、4段階。以前のQC2.0に世界で初めた対応したやつは、10段階だったので、ちょっと残念。ただ、10000mAhぐらいの容量だったら、4段階でも充分ですね。
大きさは非常に小さい。10000mAhの容量を持つバッテリーの中では、かなり小さい(204g)。
このように、さほど手が大きくない自分の片手にもすっぽり収まります。
実際に充電して、電流電圧測定してみた
というわけで、実際に充電してみました。QC3.0に対応ということで、まずは、QC3.0対応のXiaomi Mi5を充電してみます。
バッテリー残量が90%弱ある状態で、5.9V、1.7Aの10.2Wあたりで充電できています。
実際にこれが、QC3.0で充電されているかどうか、イマイチよくわからないんですよね。バッテリー残量が20%程度なら、今までの経験上、14〜15Wはでると思います。
QC2.0との違いは、テスターで計測すると、電圧が6V弱に押さえられ、逆に電流が2Aに近づくところです。
お次は、ハマコーのメイン端末、Galaxy S7 edgeを充電してみました。
これも、バッテリー残量が95%ぐらいある状態で、9V、0.9Aで、8.3W程度で充電出来ています。
S7 Edgeは、スマホの通知欄に「急速充電」と明記されるので、はっきりQC2.0に対応していることがわかります。いやぁ、この小ささで、この性能は、モバイルバッテリーとしては異常ですよ。
世界最小最軽量最速モバイルバッテリーの真髄
最後に、良いところ悪いところまとめます。
良い点
・片手にすっぽり収まる携帯性。10000mAhクラスでは最軽量に近い
・QuickCharge3.0の最先端規格に加え、Anker独自技術により、なんでもかんでも充電が早い
・安心の18ヶ月保証 。
悪い点
・10000mAhクラスのモバイルバッテリーとしては、若干割高(2999円)
はっきり言って、モバイルバッテリーを探していて、QuickCharge対応スマホを持っている人には、完全に「買い」な逸品です。
モバイルバッテリーの利用シーンって、繋ぎっぱなしでのんびり充電というよりは、さっと繋いでさくっと充電したいという場合が多いと思うんですよね。そんな場合、QC2.0〜QC3.0に対応しているスマホであれば、15分程度の接続で15%〜20%程度の充電は可能です(もちろん、スマホの残容量やそもそもの総容量にもよるけれど)。
10000mAhのモバイルバッテリーだと、性能を求めなければもっと安いのも有りますが、軽量かつAnkerの技術の粋を集めた高品質な充電速度が、3000円以下で購入可能なのは破格と言っても良いでしょう。
残念ながら、iPhoneはQuickChargeにそもそも対応してないですが、PowerIQ搭載なので、可能な限り最速で充電してくれます。
長く使える製品ですし、スマホを2〜3回ほど充電できれば良いぐらいの使い方であれば、完全にフィットする製品だと思います。
2016年10月28日時点の販売価格は、2999円です。
関連記事
モバイルバッテリーを総合的に比較、検討するなら、こちらのページも是非、御覧ください。
それでは、今日はこのへんで。ハマコー(@hamako9999)でした。
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