まさに王道を行くミドルレンジど真ん中のZenfone3レビュー
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先日参加した、ASUSのイベント(【イベントレポート】ASUS年末年始大感謝祭)でご提供いただいた、Zenfone3。前回(麗しい姿をしたZenfone3の外観チェック)は、その外観を紹介しましたが、今回は、ソフトウェア面を紹介していこうと思います。
ホイサッサ〜。
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Zenの世界観が如実に表れているアプリ群
大メーカーの場合、廉価な中華スマホなどとは違って、メーカー独自のUIであったりアプリが沢山プリインストールされている場合が多いですね。サムスンしかり、ソニーしかり、Xiaomiしかり、ファーウエイしかり。
GooglePlayマーケットとは違う、独自のストアマーケットを持っていて、そこで独自アカウントを作ってみたり。自分がメインで長年使っているサムスンにも、SamusungAppsといったマーケットがあったりします。
そんな、メーカー独自の色合いが、ZenfoneシリーズのZenUIに如実に現れているのが、Zenfon3の特徴でしょう。
ASUS製かどうかもよくわからない、いろんなアプリが、結構てんこ盛りで入っている印象です。
独自ランチャーを搭載したホーム画面。
ドロワーの中を見ると、Google謹製のアプリはフォルダにまとめられ、その他、独自アプリと思われるものが、いろいろプリインストールされている様子が伺えます。
実際問題、独自アプリや見たことのない「なんとかブースター」とかのアプリって、そういうツール系は自分でググッて探すスタンスなので、プリインストールが充実しているのは、どちらかというと邪魔と思うタイプです。
ただ、ここらへんは、スマホ何台も持っているようなヘビーユーザーの観点であり、普通の人が、スマホを購入して最初に使い始めるとき、出来ることを全体的に把握する上では、アリかもなぁと思ったりもします。
まぁプリインストールアプリも、そのままアンインストールできたり、無効化できるものが大半なので、そこらへん最初にやってしまえば、どってことないとはいえますね。
ZenUIは個人的にはあまり合わないかも
ASUSスマホの独自性の一つとして、売りになっているのが、この「ZenUI」。使い勝手としては、ドロワーがある点で、XiaomiのMIUI、ファーウェイのEMUIなどより、通常のAndroidに近く、違和感は少ないと言えます。
ただ、正直デザインがイマイチ洗練されていなく感じます。
設定画面を開いたときの、左側に並んだアイコンなどですが、分類によって色が区別されているサムスンなどとは違い、全て独自色でベターっと並んでます。
通知領域を最初にスワイプダウンしたときの画面にも、スイッチがでていなかったり(代表的なスイッチは5つぐらいでているものも多い)、スイッチ群も、妙にアイコンが大きくて、正直、ダサいです。
もう一度、下にスワイプして、ようやくスイッチが表示される。
使い勝手は、他社製UIとさほど変わらないんですが、UI全般のデザインについては、筐体に合わせた洗練されたデザインを期待したいところです。
auのVoLTE対応で頼りになる4Gと3Gのデュアルスタンバイ
最高ですねこれ。自分が知るかぎり、日本で発売されているスマホで、auのVoLTEが使える4G+3Gのデュアルスタンバイ機種は、Zenfone3だけなんじゃないでしょうか。
自分は、もう、15年以上auをメインの回線と使っているのですが、いかんせんSIMフリー端末で使えるものが限られていて難儀してました。
最近はメインにiPhone7 PlusのSIMフリー機を使ってるんですが、Zenfone3もauSIMが使えるということで、非常にフレキシブルに使えるのが魅力です。
今は、ワイモバイルのデータSIMと、楽天モバイルの通話SIMを挿してます。LINEモバイル等のSNS系カウントフリーを売りにしているSIMを利用している人には、そういったSIMの使い分けもやりやすかったりするので、やっぱり4G+3G対応は良いですね。
惜しむらくはSIMカードスロット2は、マイクロSDカードとの排他仕様になっていて、SIMカードスロット2を使うときは、マイクロSD使えないという弱点はあるので、両方のSIMカードスロットを使う場合は、容量が大きめの端末を選んだほうが良いかもしれません。
ミッドレンジとして、使いやすく基本性能がしっかりしたカメラ
最近のスマホと言えば、カメラ機能ですが、Zenfone3は、フラッグシップ機には及ばないまでも、充分に使いやすい素性の良いカメラ機能を備えていると言えます。
カメラモードも豊富。
もちろん、細かい設定が可能な、プロモードもあります。
レーザーオートフォーカスはさすがの一言。最近のフラッグシップ機であれば、フォーカスはだいたい速いんですが、それに負けず劣らずの速度ですね。こういうベースのチューニングがしっかりしているのは、使ってて頼もしい限り。
条件良ければ、充分に解像度高くパリッと撮影できてしまいます。
ミドルレンジスマホのど真ん中を行く鋤のない王道スマホ
キンキラキンの背面。面白いよこれ。
ある程度使ってみて感じたのは、「ミドルレンジの王道を行く、誰にでも安心してオススメできるスマホだなぁ」ということ。
ヘビーな処理をしなければ、日常使いでストレスを感じることは無いでしょう。カメラも使いやすく、筐体の質感も良く、便利な機能も豊富。ここらへんのパッケージングのそつのなさは、さすが長い歴史を持つZenfoneブランドと言って良いと思います。
同一価格帯では、ファーウェイ社にも沢山のラインナップがありますが、こだわりがなければ、好みの方を選んでみるのが良いんじゃないでしょうか。
初めてAndroidを触る人に、MVNOと合わせてデビューするにもうってつけだと思われる、端末価格39800円は、ナイスストライクゾーン。もっと安い2万円以下のスマホも良いですが、ある程度長く使うなら、このレンジのスマホをオススメしてみるのも良さそうですね。
それでは、今日はこのへんで。ハマコー(@hamako9999)でした。
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