6000円以下で引き締まった低音が堪能できるBlitzWolfのBluetoothスピーカー「BW-F4」レビュー
公開日:
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最終更新日:2017/06/12
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banggood.com様より、BluetoothスピーカーのBW-F4をご提供いただいたので、ご紹介。
5000円前後の価格帯として、一躍有名になったAnkerのBluetoothスピーカーに比べても、低音と全体的な音圧に充分な差別化要素を持った逸品に仕上がっております。
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BlitzWolf「BW-F4」の製品仕様紹介
基本的な製品スペックを紹介します。
デュアル10Wドライバーとラジエーター搭載
このサイズで、10Wのデュアルドライバーとラジエーターを搭載しているのは、目を引きます。通常、これぐらいのサイズだと5W程度のものが多いんですが、詰め込んでいる印象ですね。
大容量4000mAhバッテリーを搭載
4000mAhの容量を搭載しています。それにより、70%の音量で7〜10時間の再生が可能。ただ、AnkerのSoundCore等は24時間再生だったりするので、最近のスピーカーの中では見劣りするかもしれません。
恐らくは、10Wデュアルドライバー搭載のため、電力消費が多めなんだと思います。
AUX入力にも対応
小型Bluetoothスピーカーの場合、 Bluetooth専用で、AUX入力が無いものもたまにあったりしますが、しっかりAUXの入力にも対応しています。テレビやPCのスピーカーとして気月に使えるのは、良いですね。
「BW-F4」の外観チェック
シンプルな外観です。箱は撮影してないけれど、ただのダンボールでした。この価格帯の製品としては、ちょっと物足りないですね。同梱品は、充電用のUSBケーブルとAUX入力用のAUXケーブル。
左上には、BlitzWolfのロゴが。
コントロール部分。スイッチ類は、実際に操作してみると、正直安っぽさが否めません。もう少し、しっかりとした押し心地のほうが安心できますね。
フロントからみると、ラジエーターとドライバーが顔を覗かせます。
背面の入力端子部分。左からAUXIN、充電用マイクロUSB、電源ボタン。電源ボタンの存在感が無い・・・これの長押しでBluetoothのペアリングモードに入るんだけれど、ここも質感がいまいちですね。
底面。ラバー製で簡易インシュレーターもついており、共振を防ぐ対策が取られています。
全体的に、端子周辺の質感は、あまり高くないですね。5000円以上するスピーカーなので若干残念ですが、それだけ音質にコストを当てていると考えることにしますか。通常の操作には全く影響無いので。
「BW-F4」の音質評価
肝心の音質のほうを評価していきます。主な比較対象は、最近低価格帯のBluetoothスピーカーとしてブイブイ言わせているAnker、SoundCore。
迫力がありながらも、よく引き締まった低音
このサイズからは想像がつかないぐらい、しっかりと、引き締まった低音鳴らしてくれます。
最近自分がオーディオの低音評価する時に、必ず聞くのが、ゲスの極み乙女の休日課長のベース。「私以外私じゃないの」「キラーボール」といった、リズミカルでブイブイ言わす歌心あふれるベースを聞くのが非常に心地よい。
この手のスピーカーは音量によって、如実に音質が変わったりすることが多いけれど、小さめの音から、部屋中に響き渡るぐらいの轟音でも、決して破綻すること無く、ソリッドに鳴らしてくれます。デュアル10Wドライバー(合計20W)と、中音の低音ラジエーター搭載のスペックどおりの音ですね。
5Wドライバー搭載のAnker Soundcoreに比べれば、その差は歴然と言って良いでしょう。
中音から高音にかけての表現力は並
低音が特徴的なスピーカーは、どうしても中音〜高音が弱くなりがだけれど、BW-F4の中〜高音域は、「及第点」と言って良い。EGO-WRAPPINや小島麻由美の艶めかしい女性ボーカルなどは充分に堪能できます。ただ、葉加瀬太郎の室内アコースティック編成の高音域バイオリンであったり、ドラムのハイハットやシンバルなどは、そこまでの解像感と臨場感はありません。
オーケストラ編成のクラシック等も聞いてみたけれど、あまり向いている音質とは言えないですね。そういう繊細な音の輪郭と解像感を求めるのであれば、同一価格帯のカナル型イヤホンやヘッドフォンのほうが向いていると思います。
電子音楽、ロック、ゲーム音楽など、幅広く手軽に高音質を楽しめるBluetoothスピーカー
最後に良いところ、悪いところまとめます。
良い点
・存在感たっぷりの引き締まった低音
・手軽に、様々なジャンルの音楽を高音質で再生可能
悪い点
・各種インターフェース(ボタン類)の質感がイマイチ
・クラシックなどの中〜高音で解像感を必要とするジャンルが苦手
Bluetoothスピーカーとして、5000円を超える価格なので、最安価格帯ではないですが、10Wデュアルドライバーとセンターラジエーターにより、存在感たっぷりの高音質を堪能できます。
最低価格帯(3000円〜4000円)の同種の製品よりは、音質面で確実にアドバンテージがあるので、ちょっと背伸びして、この製品を検討してみてはいかがでしょうか。
購入は、Banggood.comから可能です。円安にふれてしまったので、2016年12月15日時点で、5700円してしまいますが、それだけの価値はあると思います。
BlitzWolf® BW-F4 xBASS 10W*2 4000mAh Outdoor Hands-free AUX Wireless CSR 4.0 Bluetooth Speaker With Mic Sale – Banggood.com
それでは、今日はこのへんで。ハマコー(@hamako9999)でした。
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