2in1タブレットPCとして存在感抜群の「Matebook」タッチアンドトライレビュー
先日の11月25日(金)に参加した、ファーウェイ・ジャパンのブロガーイベントにて、絶賛発売中の2 in 1ノートPC「Matebook」を、30分ほどあれこれ触ってきたので、その様子をご報告。
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「Matebook」のスライド紹介
イベント中、Matebookの製品紹介部分のスライドをご紹介。しかし、なんだか凄い雰囲気ですなぁ。別にそこに芸能人がいるわけでもないのに、スライドをこれでもかと撮りまくるブロガーたち。いつもおもうけど、こんなの、スライド資料を電子媒体で配布してもらったほうが、記事見る方も、写真でみるより、見やすいよね・・・
電子機器の小型化に向けて、ノートPCも新たな時代に突入!と、大胆に宣言されました。
スマートフォンなどで培った、モバイルデバイス(持ち運びできるデバイスということやね)の強みを活かし、新たな地平を切り開くために、この製品は誕生したとのこと。
ディスプレイ。IPS液晶ディスプレイで、2160×1440の解像度はタブレットとしてはなかなかのものだと思います。
手首置くところ、パームレストエリアがでかいんですよ。キーボードを打つとき、このエリアの広さが打鍵感に直結しますからね。2in1PCとはいえ、このへんをしっかり作り込んであるのは、好感が持てます。
ノートPCにおいて、最重要のキーボードタッチへのこだわり。キーストロークに1.5mm確保されているのは、このての製品としては、非常に良いと思います。
自分は絵を書くのがくっそ下手なので、基本的に使わないんだけれど、純正のMatePenにより、お絵かきもらくらくできるとのこと。ココらへんは、タブレットPCならではですな。
スマートデバイスへの拘りは、指紋センサの導入にも表れています。実際に会場で試すことは出来なかったけれど、PCのロック解除をタブレットの横でやるのは、かなり斬新ですね。この攻めてる感じ、よござんすな!
スペックと価格一覧。メモリが8GBになると、本体のみ(キーボードなど別)で109,800円となります。なかなかに良いお値段。
基本的に、Keyboadは必須でしょう。別途14、800円かかります。
タッチアンドトライで見たMatebook外観の紹介
スライドでの製品紹介の後は、30分ほどでしたが、タッチアンドトライする時間がありましたので、その場で撮影したMatebookの外観を紹介します。
メインの外観。画面占有率をみてもらえると、解像度の高さが窺い知れるとおもいます。結局やることはtwitterだけれどね。
こんな感じで、ディスプレイを取り外してしまうと、12インチのでかいタブレット。下面のくぼみは、キーボードケースとの接続端子。
右側面。左側にUSB Type-C。右側には指紋認証センサー用のくぼが。
上側面には、ドルビーサウンドのステレオを搭載。
純正のキーボードケース。Matebookはタブレット単体でも販売してますが、このキーボードが無いと話にならないでしょう。必需品。
キーボードケースの質感は、なかなかのもの。革製品のような本格的な質感では流石にないけれど、しっかりと剛性がありペラペラではない、頼もしい作りとなってます。その分、若干重いですがね・・・
キーボードケースは、ディスプレイの角度を2段階に変えることができます。これちょっと分かりにくいんだけれどね。標準状態だとこの角度。
もうすこし寝かすと、ここまで倒すことが出来ます。実際の使用感として、個人的にはこの角度は無いかなぁという感じですが、セッティングに幅があるのは良いことっすね。
別売りのタッチペン。これは、非常に質感が高く、かき心地もなかなかのものでした。
勢いで書いた、モバイルプリンスの肖像画。こういう前衛的な絵画しか書けない自分みたいな人には、Matepenの使い所は、あんまりない気がする。。。
入力デバイスとして、Matebookは使えるのか?
そんなこんなで、実際に、Matebookをあれこれ触ってみて、入力デバイスとしての品質(キーボードとタッチパッド)について思うところをしたためてみます。
ぶっちゃけ、メディアを消費するだけなら、普通のタブレット、なんなら別にOSはWindowsである必要はなく、iOSなりAndroidで良いと思います。しかしこれは、Windows。アウトプットしてなんぼのデバイス。なので、キーボードとタッチパッドの質感は最重要。
キーボードの打鍵感は良し!
限られた時間で感じたのは、「タブレット付属のキーボードとしては、快適に入力できる」ということ。
これ、他の人の記事をみてても、かなり評価がばらついてますね。恐らくは最初の期待値によって違うと思うんですが、自分の評価の前提は、「タブレット付属のキーボードとしては」というのが前につきます。
おそらく、通常の一体型ノートPCにあるような、しっかりとした打鍵感には及んでいません。自分が普段使っているノートPCは、Thinkpad X220や、Macbookpro 15インチや、Mi notebook airなどですが、そういったものと比較すると、どうしても、打鍵感の頼り無さは感じると思います。
しかし、タブレット付属のノートPCとして見た場合、キーボードストロークもしっかりと確保されておりキーピッチも充分に感じました。使ったこと無いのですが、Suarfaceシリーズと同等の質感はあると思います。
これぐらいの品質であれば、ある程度慣れてしまえば、ブログ執筆等の文字入力は、簡易的なコーディングもしっかりこなすことができそうだと感じましたね。
ただ、「イマイチ」「使いづらい」と言っている人も周囲にはいたので、購入前に、店舗で実際に触ってみることを強くオススメします。自分的には、充分「アリ」な品質でした。
キーボードのバックライトを搭載しているのも、ナイスポイント。暗いカフェでもドヤできそうです。
ヌルヌル動くタッチパッドも充分滑らか
もう一つの入力デバイスとして、最重要なのがこのタッチパッド。ぶっちゃけ、自分の経験上、Windowsのタッチパッドは、なにをどうやってもMacのタッチパッドに及ばないのですが、それでも、十分な操作性の良さを感じました。
MacbookProのタッチパッドを評価10とすると、Matebookのタッチパッドの操作性は8.5ぐらいはあるんじゃないですかね。HUAWEI社のライバル、XiaomiのMi notebook airを最近使いはじめて、Windowsのタッチパッドがなかなか侮れないと感じてたんですが、Mi notebook airともほぼおなじ質感を確保しています。
3本指、4本指ジェスチャーにも対応し、デスクトップの切り替えもMacライクに操作可能。
年がら年中さわるインターフェースだけに、ここがしっかりしているのは、非常に好感がもてますね。Mi notebook airに出会うまでは、Windowsはマウスが必須だと思ってたんですが、Matebookも、十分マウスが無くても快適に操作できるのではないでしょうか。
2in1タブレットPCとして、最上位の製品の一つ
通常のノートPCにタブレット要素も混ぜた2in1PCとしてのMatebook。ある意味、全方位に対応しようとする贅沢なデバイスでは有りますが、基本品質が高いため、ある程度のプロユースにも対応できるだけの懐の深さがあると思います。
その分、価格もそれなりにしますが、今回自分が評価できなかった、Matepenなども使う人にとっては、かなり価値あるデバイスと言えるんじゃないでしょうか。
ノートPCにスマートデバイスの要素を踏んだんに盛り込みつつ、妥協せずに品質を追求した製品。ニーズが合致する人には選択肢の一つとして、検討に加えてみるのが良いと思います。
それでは、今日はこのへんで。ハマコー(@hamako9999)でした。
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