あのMarshalのBluetoothスピーカー「ACTON(アクトン)」を試してみた
公開日:
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最終更新日:2017/11/20
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Marshallという名前を聞くだけで、あのバンド活動に明け暮れた青臭い日常を思い出します。ハマコーです。
今回、縁がありまして、Marshall社より、Bluetoothスピーカーをレンタルさせて頂く機会がありましたので、レビューいたします。
良いですねぇ。コレ。佇まい、最高じゃないですか・・・
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「ACTON」の製品仕様紹介
公式ページはこちら。
Marshall(マーシャル) スピーカー|ACTON BLUETOOTH( アクトン ブルートゥース) | ZOUND
何と言っても特徴的なのは、Bluetoothスピーカーであるということ。もちろん、Bluetoothスピーカーというジャンルは、ここ数年で完全に市民権を得たコモディティな製品だとは思いますが、あの、ギターアンプの雄であるところのMarshallがBluetoothスピーカーを出していたというところは、本当に驚きです。
製品スペック
* BASS AND TREBLE TONE CONTROL : YES
* BLUETOOTH STANDARD : V4.0
* CLASS D AMPLIFIER : 2X8W+1X25W
* CROSSOVER FREQUENCY : 2300HZ
* 3/4″ DOME TWEETERS : 2X
* FREQUENCY RANGE : 50-20.000HZ
* INPUT: 1 – 3,55 MM 1X
* 4″ WOOFERS : 1X
* WEIGHT : 3 KG
* SIZE : 260 X 150 X 150MM
アンプが8W*2と25W、重量3kgと、かなりの重厚感のあるスペックです。普通のBluetoothスピーカーではないことだけは確か。こいつは上がるぜ。
一点注意点があるとすると、一般的なBluetoothスピーカーは充電式のものが多いと思うけれど、これはそうではありません。AC電源が必須となります。まぁこんだけでかいスピーカーやから、当然といえば当然かと思います。
外観紹介
外観を紹介していきます。
箱からして、凡百のBluetoothスピーカーと、佇まいが全然違います。パッケージに入れ墨付けた人の腕が写っているとか、お国柄なんでしょうか。日本ではありえねぇ。あきらかにこれ、ロックンロール。
側面にもイメージ画像がわんさかと。
箱開けた瞬間。付属の35mmオーディオケーブルが金ピカで活かす。説明書も黒になっていて、雰囲気ムンムン。
箱から出したところ。かっこいい!これほんとにBluetoothスピーカーなんでしょうか。ごついし、存在感が半端ない。
コンパネ部分。電灯のMarshall式ダイヤルになっていて、完全にあのギターアンプを思い出させます。質感が素晴らしい。安っぽさは皆無です。
正面から見たところ。これぞ、Marshall。ロゴが死ぬほどかっこよす。
背面。バフの穴がついてますね。
底面。きちんとインシュレーターがついているので、本体だけである程度共振は防げそうです。
実際に見て、聞いてみた印象
というわけで、2週間ほど、自宅のリモートワーク時にBGMで聞いたり、爆音で聞いてみたりしてみた印象をまとめてみます。
大型筐体を最大限活かした、歪がない大音量
音量の余裕度は、この大きさだけあって、非常に高いです。正直、完全に近所迷惑なぐらいの音を出してもまったく本体や音にビビリが発生しません。ある程度の規模のイベントなんかでは、そのBGM用途としても完全に機能すると思います。
素晴らしい音質。特にロックやジャズ向き。
全体的な音質の印象としては、見た目の先入観が強いかもしれませんが、やはり、ジャンルとしてはロック全般やジャズなんかが向いていると思います。
ジャズなんかを聞いた時の空気感は、完全に異次元です。特に女性ボーカルの雰囲気とその表現力は特筆モノです。自分は女性ボーカルは、EGO-WRAPPINの中納良恵さんがごっつ好きなんですが、そのボーカルの艶めかしさといったら素晴らしい!ずーっと聞いていたくなる臨場感です。
ロックも活かします。全体的なスピーカーのチューニングがやっぱりこっちに寄っているかと思うんですが、70年代ハードロックのZeppelinライブなど、もう最高にかっこいいです。家で聞くのがもったいないぐらい。本当は爆音で聞いてみたいんですけどね。
一風変わったところで、ピアノ曲のグレン・グールドのゴルドベルグ変奏曲などを聞いてみましたが、これはこれで非常に聞いていて心地よかったです。グールドの鼻歌混じったピアノが、凄く世界を濃密に表現してくれていて最高。
かなり様々な音源を聞いてみましたが、全体的に向いているのは、ライブ音源だと思います。クラシックの大規模編成オーケストラも魅力的なんですが、細かい音の解像度を探る聞き方というよりは、臨場感や空気感を味わう聞き方が向いているように感じます。
また、Bluetooth接続の安定感も抜群で、再生中に音が途切れたりすることも一切有りませんでした。
なんせ、死ぬほどかっこいい
これもかなりのお気に入りポイントなんですが、ぶっちゃけ無茶苦茶かっこいいです。インテリアとしても充分に機能するその質感と存在感。家にMarshallのスピーカーが有るなんて、学生時代、リッチーブラックモアにあこがれていた自分にはヨダレ者です。意味もなく、横にギター置きたくなるね。
好き嫌いはっきり別れるデザインかもしれませんが、Marshallにすこしでも思い入れのある人なら、このデザインに萌え要素を抱かない人はいないでしょう。
それぐらい、このスピーカーのデザインの存在感は抜けています。
凡百のBluetoothスピーカーとは比べ物にならない安定感
レンタルでお借りしていたのですが、返すのが切なくなるぐらいの逸品でした。Marshall好きな方で、きちんとしたBluetoothスピーカーをお探しの方は、こういうのも選択肢にいれてみるのも良いかと思います。
お値段はさすがに結構高いのですが、長く使える品質の良いBluetoothスピーカーとして、購入するのも良いのではないでしょうか。
【セール】【Marshall】Acton BT Cream/【マーシャル】アクトン
それでは、今日はこのへんで。ハマコー(@hamako9999)でした。
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