MacでWindowsもLinuxもAndroidもChromeOSも動く「Parallels desktop」イベントに参加してきた
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先日、8月23日(火)に、Parallels Desktopのユーザーイベントに招待されたので、いそいそと参加してきました。
Mac仮想化ソフトの老舗、かつ世界ナンバーワンシェアを誇るParallelsの意地と勢いを垣間見てきましたYO
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「Parallels Desktop」とは?
老舗ソフトなので、Mac歴が長い人は知っているだろうけれど、改めて紹介しましょう。
Run Windows on Mac: Parallels Desktop 12 for Mac
「Parallels Desktop」とは、Mac OS X上で動作する仮想化アプリケーション。簡単に言ってしまえば、「Mac上で、Windowsも古いバージョンのMacもAndroidもLinuxもGoogleChromeも動かしちゃうぜ」というソフトですね。
Mac用の仮想化アプリケーションは、他にもMac純正のBootcampや、フリーのVirtualBoxなんかがあるけれど、Paralells Desktopは、10年の歴史を誇り、このポジションでは、業界No.1と言って良いでしょう。
出来ることのイメージは、こちらの公式youtubeが分かりやすい。
そんなParallels Desktopのイベント、昨年の秋ごろにも参加していたんだけれど、それに今年も呼ばれて参加してきたわけでございます。
他の仮想化アプリとの違いなどは、去年の参加レポートにも書いているので、興味の有る方はどうぞ。
MacでWindowsを縦横無尽に動かすソフト「Parallels Night」参加レポート
イベントの様子
イベントの開催場所は、日比谷公園近く。ディグダの巣と化した日比谷公園でひとしきりポケモンGOを堪能したのち、会場へ。
開催場所は和食懐石店で、スペースを貸しきって行われます。なんだこの、秘密会合みたいな雰囲気。
そんな雰囲気に圧倒されながら、アルコールとお食事を嗜んだ後、いよいよイベントが始まりました。
最初に、パラレルズ株式会社、代表取締役の下村さんのイベント概要説明。
「食べて酔っ払って何でも質問してちょ」
というノリでした。ほんと、イベント会場というよりは、怪しい秘密結社のスペースみたいなんですよね。ソファも広々で、非常にリラックスした雰囲気で話はすすみます。
次に登壇されたのが、米パラレルズのシニアプロダクトマネージャー、Kurt Schmuckerさん。バリバリ英語でプレゼンされます。
それを、マーケティング部長の日下部さんが適宜通訳するという流れ。いやぁ前回は、外人の方は一人もおられなかったので少々面食らいましたが、ノリが良くて、実際に動作させながらのプレゼン、かつ日下部さんや、下村さんの通訳も分かりやすいため、リラックスして聴くことが出来ました。
「Parallels Desktop for 12」の新機能
そんな、あるいみマターリとしたイベントの中で聴くことができた、「Parallels Desktop for 12」の新機能を紹介していきます。
新機能の詳細は、公式のこちらより確認できます。
参照:Run Windows on Mac: Parallels Desktop 12 for Mac
①:次期MacOS「macOS Sierra」に対応
まだ、正式リリース前ですが、macOS Sierraに対応しているとのこと。Mac用仮想化ソフトの老舗としての意地が見て取れます。
②:バックグラウンド常駐によるパフォーマンスの改善
以前のバージョンでも、かなりパフォーマンスは良かったと思うんですが、常駐することにより、Windowsアプリの起動がさらに早くなったとのこと。
Parallels Desktopの凄いところは、仮想マシンがMacのウィンドウの中に別に存在するわけではなく、Macの中に並列してWindowsのアプリが存在するところなんですよね。MacのDockにMac用アプリとWindows用アプリが混在しているという、ものすごい技術なんですが。
このWindowsアプリの起動が、Windowsをまだ起動していない状態からでも、爆速で起動するというもの。実際にデモで見せてもらいましたが、Powerpointが2秒もかからず起動してました。これは、素直に驚きでした。やりますなぁ。
③:「Windows Ink」にも対応
Windows10には、スタイラスペンでのフリーな入力に対応した「Windows Ink」という機能が有るんですが、これにもParallels Desktopは対応してます。
Mac自体はタッチパネルやスタイラスペンに対応していないのに、どうするかというと「Astropad Graphics Tablet」というiPadのペンタブレットをMacに連携するアプリを経由して、Windows Inkに書き込むというもの。
いや、力技すぎやろ。
と、心のなかで100回ぐらい突っ込んだりしたけれど、「何が何でもWindowsで出来ることは、Macでやらせる」という執念じみた想いを感じることが出来ました。
④:ゲームへの最適化、FPSゲーム「Overwatch」対応
普段全然、ゲームしないのでピンとこなかったけれど、FPSゲームとして有名な、Blizzard Entertainmentの「Overwatch」に対応しているとアピールされてました。
確かにデモでは、Macの中でWindowsのFPSゲームがヌルヌル動くという、なんとも摩訶不思議な光景が繰り広げられてました。
FPSゲームとかするような、ガチの人は、専用のゲーミングマシン持っている人がほとんどだろう・・・と思ったけれど、これも執念ですな。いろんなゲームの最適化を推し進めているとのことでした。
⑤:「Parallels Toolbox」の提供
これは、仮想化とは関係ないんだけれど、「Parallels Toolbox」という便利ソフトが提供されました。
画面のスクリーンショットをとったり、動画をキャプチャしたり、youtubeの動画などをダウンロードしたりする、こまごまとした便利ツールです。
Mac用仮想化ソフトの老舗としての意地を垣間見たイベント
(Parallels 公式?ベアとともに)
そんなこんなで、2時間あっという間のイベントでした。
ぶっちゃけて言ってしまうと、LenovoのWindowsノートPCを手に入れてから、Paralells Desktopの使用頻度がかなり減っていました。ただ、その頃はMacBookAirのメモリ4Gだったので、正直仮想化ソフト使うのに無理があったんですよね。
今は、母体のMacもMacBookPro15インチ、メモリ16Gにパワーアップしたことだし、パフォーマンス面もかなり進化しているようなので、今一度、Windowsいれてあれこれ触ってみようと思います。
それでは、今日はこのへんで。ハマコー(@hamako9999)でした。
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