ランニングには現状最適のBluetoothイヤホンQ11レビュー
いつものSoundPeats社より、ランニング・フィットネス仕様のBluetoothイヤホン「Q11」を製品提供いただきました。
以前から、ランニング用のイヤホンは耳かけ式が一番だと思っていたので、その新作ということもあり期待して使ってみたところ、ハマコー的には「ある程度リーズナブルな値段で手に入るランニング用イヤホンとしては、最適」かと思うので、前のめりにレビューいたします。
(∩´∀`)∩ハァワッショイ
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「Q11」の公式製品仕様紹介
最初にQ11の公式製品仕様を紹介していきます。実際に使ってみた感触は、後段でモリモリ書いてます。
タイトル長ぇ。
スポーツやフィットネス時の利用に最適
まずは、ここを外しちゃいけないでしょう。ランニング等の運動シチュエーション向けとしっかり記載されています。もちろん、防滴、防水。
Amazonには、まったくそんなシチュエーションで使ってないくせに「最高!」とかの意味不明なレビューが 上がってるけれど、そんなの信用してはいけません。
イヤーピースがミュージック用とスポーツ用の2種類
最近のイヤホンは、イヤーピースがアホみたいに付属していることが多いけれど、このイヤホンはなんと、ミュージック用とスポーツ用の2種類用意されています。このスポーツ用っていうのは、初めて聞くので、ちょっと楽しみではあります。
コードの長さを調節できる!
以前からSoundPeats社のイヤホンにはよく搭載されていたコードの長さ調節機能ができるパーツも付属しています。
特に、ランニング用途の場合、コードの無駄なあまり=即不快感なので、こういう細かい調節ができるパーツが付属しているのはありがたい。
aptX搭載のバランス良い音質
最近のBluetoothイヤホンでは定番、CDクオリティ高音質での再生に対応した、aptXを搭載しています。正直、ランニングしているときの音質にほとんどこだわりがない自分だけれど、しょぼいよりは良い音のほうがいいかとは思うので、ポイントとして挙げておきます。
「QY11」の外観と基本操作の紹介
お次は、QY11の外観を紹介していきます。
外観紹介
まずはいつもの梱包箱から。今までSoundPeatsの箱は、ロゴ部分が赤ぬきだったんですが、これは青ですね。なにかの心境の変化でしょうか。
箱を開けると、結構ガッシリとしたケースがお出迎え。こうやってみると、ロゴが可愛いね。
同梱品一式。本体、充電用マイクロUSBケーブル、説明書、長さ調節用パーツ、大きさが違うイヤーピースが4種類。イヤーピースがわらわらついてくるのも、最近のSoundPeatsお得意なところですね。
本体ハウジング部分。正直、公式ページでウリになっていたアルミ削り出しの高級感はありません。これ、アルミ?正直質感はプラスチック。まぁランニング用なので、気にならんけど。
ハウジング部分での充電方法
Bluetooth接続オンリーなので、もちろん充電が必要。小さいながらも、しっかりマイクロUSBポートの入り口がついてます。
開けてみたところ。すんなり空いてくれるので、一安心。たまに、こういう蓋でなかなかあかないやつがあるので。
充電中は、インジゲーターが赤く表示されます。満充電されると、このインジゲーターが青に変わるという親切設計。
操作パネル部分
音量操作、音楽再生部分は、別途ケーブル途中のパネルにまとめられてます。
Bluetoothイヤホンで、たまにハウジング部分にこの操作パネルが埋め込まれているものもあるけれど、Q11は外出しにしているのは、操作性向上のためにも有りだと思います。
操作方法はこちら。一般的な操作体系になっていて分かりやすい。
柔軟性に富んだイヤーフック
耳掛け式イヤホンの装着性のかなめと言える、このイヤーフック部分。見ただけでは分かりにくいけれど、非常に柔軟性に富んでいます。こんな感じで、ひょこひょこむにむに動く。
こういう耳かけ式のイヤーフック、固いと思っている人も多いんじゃないでしょうか。いろんな人の耳に合いそうですな。
実際に2時間ほど走ってみた感想
というわけで、早速愛器のGalaxy S6 edgeにペアリングして、1時間を2回ほど、これつけて走ってみた感想をしたためていきます。
装着感は非常に良い!!
今までハマコーが試したランニング用途のBluetoothイヤホンの中では、装着感は最高に良い。
実は、以前ランニング用途のイヤホンで、こういった耳の内側のイヤーピースで引っ掛けるタイプを試したことがあるんですが、これがまぁ、見事に合いませんでした。全然フィットせず。
恐らくは、自分の耳の構造が普通ではないのが原因っぽいんだけれど、そんなん買う前はしらんよな。こういった、耳の内側で突っ張るタイプのイヤホンは、ことごとく自分には使えなかった。
それに反して、この耳掛け式のQ11は、ハウジング部分が小さく軽量で、イヤーフックの柔軟性が高いため、非常にフィットさせやすい。
さらに、イヤーピースが複数種類あるため、自分の耳穴に合わせやすい。Q11にはスポーツ用2種類と、ミュージック用3種類のイヤーピースが用意されているため、よほどの変態耳じゃないかぎりは、必ずあなたにフィットするイヤーピースが見つかるかと。
スポーツ用は、ミュージック用に比べて遮音性をあえて下げている感じです。屋外でのランニングでは、ある程度遮音性を下げたほうが安全な面もあるので、好みの方を選びましょう。
自分もスポーツ用の大きいサイズ使ってます。その分、音漏れもしやすいと思われるので、その点は注意が必要です。
音質は及第点
上で書いたスポーツ用イヤーピースをつけた状態が前提だけど、音質は「うん、まぁ普通」といったところです。カナル側イヤホンでもなく、遮音性も高くない状態で聴くことになるので、どうしても低音の張りが欠けます。
ゲスの極み乙女の「私以外私じゃないの」とか聞いてみると、ギター、ボーカル、ピアノ、ハイハット等の各楽器の分解能は良く表現されているんだけれど、ベースやバスドラの張りが弱く存在感がありません。
これは、遮音性を犠牲にするスポーツ用イヤホンとして使う場合の宿命的な問題だと思われるので、どうしようも無いかと。個人的には、ランニング用途で利用するイヤホンに、カナル型イヤホンのような音質は望むべくもないと思っているので、「そういうもんだ」という結論です。
てか、カナル型イヤホンつけた状態で汗かいたら、気持ち悪すぎる。スポーツ用途では、ある程度の隙間がないと汗を処理しきれない。
良い意味で存在感が希薄なコードとハウジング
ハウジング部分と音量コントロール、さらにコードを含めて、全体が非常に軽量で、良い意味で存在感を感じさせません。なので、ランニングと音楽に集中できます。
コード部分も、付属のパーツで長さを調節できるので、可能な限り短くしたほうが、さらにコードの煩わしさが減少されます。
似たような製品で、ハウジング部分にコントロールが内蔵されているものも多いんだけれど、これはあえて外出しにすることによって、耳に直接接触するハウジング部分が非常に軽量なんですよね。このへんの設計はランニング・フィットネス仕様としては非常にナイスだと思います。
装着のコツとして、コードを前に垂らすか後ろに垂らすかでも、結構な違いがあるので、両方ためしてみることをオススメします。
ここらへんは個人差があるので一概には言えないけれど、自分は冒頭画像の金髪お姉さんのように、コードを後ろに垂らすよりは、前に垂らしたほうが、走っている時に安定して快適でした。
コントロール部分の操作は慣れが必要
防水仕様で固められたコントロール部分、これが案外固い。
普段使いの時はどうってこと無いんだけれど、ランニングのシチュエーションでは、ボタン操作に最初戸惑います。特に、+ボタンとーボタンの場所が、突起がすくないため、目視せずに操作しようとすると、「なんだこれ、どこだ、よくわかんねぇ」となりがち。
慣れで解消する部分ではあるんだけれど、できれば、目でみない時にも、ボタンの場所が分かりやすい形状になっているとありがたいなぁと思います。
ランニング仕様のイヤホンとしては現状ベスト
ハマコーが今まで試してみたランニング仕様のイヤホンでは、現状ベストです。
特に、装着感と軽量感のバランスが素晴らしく、コードの煩わしさや耳周辺のズレを気にせずに、ランニングと音楽に集中できる割りきった品質は、よく出来てるなぁと思います。
個人的には、都会の喧騒の中でリラックスしながら、2〜3時間ののんびりLSDをするときのイヤホンとしては最高。防水なので、真夏の汗だくシチュエーションもあり。
ランニング用途以外でも、ウォーキングやウォーミングアップ時の集中用BGM、各種エクササイズなど幅広く使える汎用性があります。
こんな人にオススメ
・音質よりも装着感を重視したい
・自由に音楽と運動を楽しみたい
逆に、フィットネス用途以外で、このイヤホンを使う理由はないかと。運動シチュエーションで使わないなら、同一価格帯で、もっと遮音性が高いBluetoothのカナル型イヤホンがあります。
2016年3月24日現在、5,399円で購入可能。SoundPeats社のイヤホンの中では若干割高だけど、フィットネスに特化した仕様としては十分な品質なので、スポーツのお供として、一つどうでしょう。
それでは、今日はこのへんで。ハマコー(@hamako9999)でした。
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